認知症は加齢によって誰もが発症する可能性がある
脳の疾患は自覚症状に乏しいため、無症状でも若い年齢のうちに検査をすることが重要です。
認知症は高齢化社会において最も深刻な社会課題の一つです。日本の患者数は約650万人(潜在含む)、経済損失は年間約14.5兆円とも言われます。加齢に伴って誰しもが発症する可能性がありながら、広く使える特効薬がない認知症。そのため予防がとても大切です。
いままでの脳ドックは、脳腫瘍や脳梗塞、くも膜下出血、などを調べるために受ける方が多かったですが、最近では脳萎縮など認知症リスクや認知機能低下リスクへの意識の高まりに伴い、認知機能に関する検査目的で受信するかたが増えています。
脳の疾患は自覚症状が乏しいケースが多く、無症状でも若い年齢の時から定期的に受診をすることが大切です。脳の認知機能を測ることにより、今のうちから将来の健康に備え、認知症の原因となりうるリスク行動を控えることができ、脳に良い生活を意識することができる、というメリットがあります。